100億円を1万人に100万円ずつ分配しても、貯金にまわるだけ。銀行は、それで国債を買ったり、短期金融市場でころがすだけ。それよりも、有望な国、市場、技術を見極め、投資する能力のある少数の企業家や経営者や資産家にわたしたほうがよっぽど国全体の経済にはプラス。年金の資産運用を、厚生労働省の役人に任せた場合と、孫正義に任せた場合、長期的に見てはたしてどっちのほうがお金が増やせるのか。ごく自然ななりゆきとして、民間ではお金を増やす能力の長けている人にお金が集まるが、公的分野では、それとは関係なしに、巨額の予算が集まる。http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/touch/20141224